EYストラテジー・アンド・コンサルティング　インタビュー特集第2回：日系企業の「負けられない戦い」を地球レベルでサポート

EYストラテジー・アンド・コンサルティング

石黒泰時　ジャパンアウトバウンドビジネスリーダー／エネルギーセクターリーダー、パートナー

PROFILE

慶応義塾大学経済学部を卒業後、大手保険会社に入社。ペンシルバニア大学ウォートンスクール経営学修士にてMBAを取得し、帰国した後にコンサルティングファームに転職。事業会社のアジア・パシフィック統括CEOも経験した後、20年以上にわたりコンサルタントとして多くの業界、クライアントのグローバルでの競争力確立を支援。
2020年よりEYに参画し、Japan Outbound Business Leaderとして、クライアントの海外戦略策定・実行支援をリードしている。

★以下の特集ページにて、EYストラテジー・アンド・コンサルティングの中途採用選考フロー／面接のポイント、求められるスキルセット、弊社キャリアコンサルタントからのアドバイスなどを掲載しています。EYストラテジー・アンド・コンサルティングへの転職をお考えの方は、ぜひご参照ください。
EYストラテジー・アンド・コンサルティングへの転職情報

-海外に根を張って、クライアントを現地でサポート
-変化に合わせ、ポストコロナにおける経営戦略を練り直す
-駐在体制はあくまで手段、海外ありきのチームではない

駐在体制はあくまで手段、海外ありきのチームではない

JOBで働くことで得られる経験や面白さについて、どうお考えですか。

石黒

私の好きな言葉に、トヨタグループ創始者である豊田佐吉氏の「障子を開けてみよ、外は広いぞ」というものがあります。東南アジアや中国では、日本では考えられないようなことも多発します。私たちの常識が通用しない部分がたくさん出てきますし、常にアウェイで戦っているようなものなので、不利な判定も多いです。そういう様々なことを経験する中で思考の幅が広がり、コンサルタントとしても人間としても、持てる引き出しが多くなってきます。また、海外に出るとシニアマネージャーでもパートナー並みの仕事をして、パートナー並みのバリューを出していかなければなりません。自分の現在の職位よりも一段上の仕事を出来るという意味では、もちろん厳しいチャレンジではありますが成長は非常に早くなると思います。

どんな方々がJOBに入って活躍されていますか。

石黒

自分なりのバリューの出し方が分かっている方ですね。バリューの出し方といっても画一的ではないので、こういう人なら絶対成功するという基準があるわけではありません。ですから、海外で自分がどういう価値が出せるかということを、客観的に正しく理解している人の方が成功しやすいと思います。また、私たちJOBは海外に出ることありきのチームではなく、クライアントをシームレスにサポートする手段として駐在体制をとっているだけなので、例えば「子供の教育のためにシンガポールで働きたいけど、他の国は嫌です」といった考え方の方はフィットしないです。シンガポールを希望すること自体は全然構わないのですが、自分がどんなバリューを出せて、そのためになぜシンガポールがベストなのか、そういったことがご自身の中で整理できているかどうかが大事です。

応募を検討されている方にメッセージがあればお願いします。

石黒

コンサルティングビジネスの効率を考えれば、国内だけでやった方が圧倒的に効率的でやりやすいです。ただ、将来の日本社会を考えると、日系企業がどれだけ海外で成功できるかということがますます重要となることは明らかです。そのためには、いまASEANや中国で様々な戦略的アプローチを試し、日系企業がたくさん経験値を積んでおく必要がある。経験値がないと、その先の新興国として挙げられるアフリカなどで成功することはおぼつかないと思います。そうした日系企業のグローバルでの負けられない戦いをしっかりサポートし、自らもともに戦っていきたい。そんな志を持つ方には、ぜひEYSCに参画していただきたいと思います。

本日はお忙しい中、ありがとうございました。

※インタビュー内容、所属、タイトル等はすべて取材当時のものであり、現在と異なっている場合がございます。

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