金融領域を担当している林です。
あしもと、PEファンド各社の採用ニーズが旺盛になっています。
2024年に入ってからも、以下のように、数多くのPEファンドから採用ニーズをいただいております。
・日本に進出する外資PEファンドからの日本立ち上げメンバー採用の相談(複数社)
・主要PEファンド50社以上でジュニア層を中心とする採用ニーズの相談
(そのうち、10社以上で、VP以上の中堅・シニア層の募集ニーズも確認)
一方で、PEファンドの情報も入手しやすくなり、「PEファンドに転職したい」と当社にご登録いただく方も増えています。
そのような中、上記の採用ニーズはすぐに充足しそうなものですが、採用ニーズが旺盛とはいえ、PEファンドはやはり選考ハードルは高く厳選して採用を行うので、非常に良い経験やスキルをお持ちの優秀な方であっても、残念ながら見送りとなるケースが多く見られます。
そして、それらの見送りのケースを見ていると、総じて「準備不足」が原因になっているように思います。
PEファンドの選考へ向けた準備と聞くと、テクニカルテスト(モデリング、ケース等)を真っ先に思いつく方が多いのですが、実際にはスキル不足という理由で見送りになる方は、それほど多くはありません。
実は「なぜPEファンドを志望しているのか不明瞭」というような志望動機に関するものが圧倒的に多い見送り理由になっています。
例えば先日も、とあるPEファンドの方と打ち合わせを行ったのですが、「エージェントからも事前準備の大切さを確りと伝えてほしい、最低限これだけは準備しておいてほしい」と言われた内容が、以下の4つのポイントでした。
1. なぜPEファンドなのか、なぜウチのファンドなのか
2. ご自身の強み/弱み
3. これまでの成功体験/失敗体験
4. 投資アイディア
4の投資アイディアは別かもしれませんが、上記1~3は、一般的な就職活動のように自己分析を行い、ご自身の経験を踏まえたオリジナリティあるPEファンドへの志望動機を求められますし、その志望動機がPEファンドの仕事を理解したものであるかどうか、という点も重要になってきます。
逆に言うと、しっかりと準備を行えば、他の候補者と差をつけることができます。そして、深く自己分析を行うほど、自分にあったPEファンドがどこなのか、といった部分も見えてくることにも繋がると思います。
最後に、PEファンドの情報という意味では、2023年12月に弊社代表・小倉、取締役・山本が書籍を出しております。
PEファンドの業務や選考、キャリアに関することなど、まずは広く情報を集めていくという観点で、お役に立てる内容かと思いますので、ぜひご一読ください。
「コンサルが「次に目指す」PEファンドの世界」
https://www.amazon.co.jp/dp/4295408980/.html

- 【経歴】
大阪市立大学(現・大阪公立大学)法学部卒。三井住友銀行へ入行し、法人営業/大企業取引、SMBC日興証券人事部出向等、幅広く業務を経験。その後、外資系生命保険会社へ転職。通算10年超に亘り、金融業界で様々な業務に関与した後、多くの方々の決断をサポートし、豊かなキャリアを送るきっかけを作りたいと考え、アンテロープに参画。
【担当領域】
日系/外資投資銀行、日系/外資PEファンド、M&Aアドバイザリー、アセットマネジメント(特にオルタナティブ投資関連領域)等を担当。
【直近の主な支援実績】
・日系金融機関 → PEファンド
・日系投資銀行 → 外資投資銀行
・総合商社 → PEファンド
・日系金融機関 → 外資アセットマネジメント(オルタナティブ)
・外資投資銀行 → 外資アセットマネジメント(オルタナティブ)
・外資投資銀行 → PEファンド
・外資投資銀行 → 外資PEファンド