[Antelope Monthly Report No.7]ユニゾン・キャピタル

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Antelope Monthly Report
No.7 2008年6月13日(金)
アンテロープキャリアコンサルティング
http://www.antelope.co.jp/
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各位


　Antelope Monthly Reportでは、金融版とコンサルティングファーム版とを

交互に、月1回のペースで魅力的なポジション、ジョブマーケットなどの情報

をレポートしています。今号は、金融版です。



[INDEX]

　【1】Close up Information ～ ユニゾン・キャピタル

　【2】Main topics ～ 投資ファンドへのキャリアパス

　【3】A.T.カーニー　キャリアアップセミナー



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　【1】Close up Information　～ ユニゾン・キャピタル
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　今回は、独立系投資ファンドのユニゾン・キャピタルに触れます。


　ユニゾン・キャピタルは日系独立系ではアドバンテッジと時期を同じく

して、ファンドを立ち上げた日本における投資ファンドビジネスのパイオ

ニアの1社です。


　現在、投資のプロフェッショナルとして約20名が在籍し、これまでに累計

13件の投資を通じて、ノウハウを蓄積しています。本年2月には、海外ファ

ンドとの共同投資により Intelsatという固定衛星サービス業者に投資を

実行、初の海外案件も手掛けています。


　ユニゾン・キャピタルがファンド事業を立ち上げたのが、ちょうど10年

前になりますが、当時日本でいわゆるバイアウトとして、投資事業を行っ

ている会社はほとんどありませんでした。2005年位からは、グローバルで

展開をしている主要なファンドが続々と東京にオフィスを構えはじめ、既

存のファンドからの独立や新規の立ち上げなども相次ぎ、案件獲得の競争

に拍車をかけているという話を聞きます。


　各社とも提供するものは、極めて単純化すれば「お金」と「情報」しか

ありません（ここでいう「情報」とは「ネットワーク」や「ノウハウ」などを

総体として使っています）。「情報」については、各社とも差別化のポイント

でもあるので、様々な独自色を出し、マーケティングを行っています。残念

ながら、この部分はやってみなければ「実際のところはわからない」という

ところもあり、日本で実績があるということではユニゾンなどの先行ファン

ドにとって、有利に作用しているのではないかと思われます。もちろん、リス

クテイクしたからこそ、その立場を得ていることは言うまでもありません。


　ただし、過去の延長で片付けられる業界でもない上、最終的には「誰が

やっているか」（ヒト）が大事な業界でもあるので、今後生き残っていく

ファンドを予測するのは容易ではありませんが、ユニゾンはその中の1社に

入ると思い、ご紹介をさせていただいております。


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ユニゾン・キャピタルへの転職にご興味をお持ちの方は

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　【2】Main topics　～ 投資ファンドへのキャリアパス
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　海外の金融専門の求人サイトに掲載されていた情報に、今後の日本の投

資ファンド業界での採用活動を予測するのに役立つ情報が掲載されていた

ので、ご紹介させていただきます。元々の文章のターゲットはプライベート

エクイティ業界を目指す大学生やMBAの学生が中心のようです。アメリカで

の事例のため、そのまま日本に当てはまらない部分もありますが、大筋と

してイメージすることできると思いますので、ニュアンスをお伝えできる

よう、原文に近い形でご紹介致します。


●プライベートエクイティ業界へのキャリアパス

　数百億、数千億円の資金を使い、大企業を買収し、企業価値をアップし、

Exitすることでリターンを得ることを生業とする「プライベートエクイティ

ファンド」は、資本主義における金融キャリアの頂点の１つといえます。

　ただ、この業界のキャリアに魅力を感じたとしても、簡単に手に入れら

れるものと考えてはいけません。


　「プライベートエクイティ業界は、現在最も注目されているキャリアの

最終目的地であり、当然入り込むのも最も難しい業界です」

と、ハーバードビジネススクールのキャリア開発担当ディレクターは、

コメントしています。また、ヨーロッパでプライベートエクイティファン

ドをターゲットに活動している人材紹介会社のMDも「ほとんどの人にはチャ

ンスすらない」とまで言っています。「トップビジネススクールでの優秀な

成績と、上位と目される投資銀行や戦略系コンサルティングファームに在籍

し、その中で評価されている必要がある」と。もちろん、規模その他の条件

にも拠りますが、結局のところ、ほぼ全ての専門家は異口同音に「ずば抜け

ていること」と言っています。


　メジャーファンドの1つであるカーライルは、グローバルで年間15名～

20名程度のアソシエイトを採用しています（注．日本に限定すれば、1～3

名程度です）。ほとんどの方は、投資銀行もしくは戦略コンサル出身です。

投資銀行出身の場合は、ファイナンシャルスポンサー（投資ファンドのカ

バレッジ）、レベレッジドファイナンス、M&Aアドバイザリーの経験がある

方にほぼ限られるようです（日本ではまだここまで厳密に線引きはされて

いないように感じていますが、この流れになっていくものと思われます）。


　なお、もしMBAを経て、この業界に入ろうと考えるのであれば、「正しい」

大学を選ぶ必要があります。ある大手ファンドの場合、「正しい」大学は

3つしかありません。ハーバード、ウォートン、コロンビアのみと言われて

います（繰り返しになりますが、アメリカでの事例です）。


　例えば、ハーバードビジネススクールは、2006年度の卒業生の11％がPE

業界に入ったと言われています。また、コロンビア大は、2005年度の卒業生

5％弱がPE業界に入っているようです。各ファンドでは10名も採用していな

いことを考えると、この数字でもPE業界への太いパイプがあると言えます。


　以上が原文の要約です。上記はアメリカのトップファームを前提に書かれ

ているので、極端に表現されている部分もあり、日本においてはそのまま

当てはまるものではありません。日本の投資ファンド業界はまだ黎明期と

言われており、アメリカと比較すれば、多種多様な採用事例が見受けられ

ます。


　日本において、最も効果のあるPEへのアプローチ方法の1つは、弊社のよ

うに投資ファンドとネットワークを持っているエージェントを利用し、少し

でも情報を多く持つことではないでしょうか。


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　【3】A.T.カーニー　キャリアアップセミナー
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～リーディング企業が選ぶ経営コンサルティングとは？～


■　日時：　2008年7月5日（土）　13：00～16：00

■　会場：　ご出席が確定された方に別途ご案内いたします。
　　（赤坂周辺予定）

■　参加費：　無料


＜当日の予定プログラム＞

1）会社説明

2）コンサルタントとの懇親会
ATKのコンサルタントが個別に皆さんからのご質問にお答えします。プロジェ

クト内容やワークスタイル、カルチャーなど、通常の面接では聞きづらいと

感じることなど、何なりとご質問ください。


＜出席予定者＞

中途採用入社で現在活躍中のコンサルタントが複数出席する予定です。

（専門分野：金融、通信、消費財、自動車、メディア、メディカル・ヘル

スケア、オペレーション、SIT　など） パートナークラスから若手クラスま

で様々なランクのコンサルタントが出席し、多様な視点で、A.T. カーニー

での経験談を皆様と共有させて頂きます。


＜対象者＞
・大卒以上

・様々なバックグラウンドの方のお申込みをお待ちしております。


＊ご応募多数の場合は、抽選となります。予めご了承ください。


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A.T. カーニー　キャリアアップセミナー

詳細は・・・
http://www.antelope.co.jp/seminar/seminar.cfm?seminar_id=1

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