
大学卒業後、新卒で三菱信託銀行(現三菱UFJ信託銀行)に入行。15年にわたってPEファンド投資業務等を担当した後、日興アントファクトリー(現アントキャピタルパートナーズ)に転職。直接投資およびセカンダリー投資などに従事する。その後、みずほグローバルオルタナティブインベストメンツ(現アセットマネジメントOneオルタナティブインベストメンツ)での事業立ち上げなどを経て、2016年にエー・アイ・キャピタルに参画。2017年より現職。
- -プライベートアセットへの投資に特化した国内随一のゲートキーパー
- -チェックボックスを埋めていくような仕事ではない
- -国内投資家のオルタナ投資を牽引し、経済の還流を促す
投資フロントメンバーのバックグラウンドとしては、やはり銀行、証券、生保といった金融機関出身者が多くなっています。ただ、我々が取り扱っているマーケットはまだ歴史が浅いこともあり、例えば上場株を見ていたとか、ストラクチャードファイナンスをかじったことがあるとか何らかの関連する業務経験はあっても、そのものずばりの経験者はほとんどいません。その意味では基本的な金融知識さえあれば、未経験でもどんどんチャレンジできる仕事と言えます。
アドミのメンバーも金融の事務をやっていた方に親和性があるのは確かですが、当社の場合、事務と聞いてイメージしがちなルーティンワークとは異なり、自分で工夫する余地がかなりあります。会計系の知識はもちろん、海外ファンドを扱うことも多いので英語や海外税務の知識も必要になってきます。確立されたシステムにただ数字を乗せればいい、というものではないので、割と高度な作業を求められる仕事だと思います。

特にセカンダリー投資については、アント時代に自分が手掛けていたということもあって思い入れは強かったです。当時のコンペティターであった日本アジア投資のセカンダリー投資のメンバーが在籍しているWMパートナーズと提携したのも、そのころのつながりが背景になっています。
セカンダリー投資についてはこうした傾向がさらに顕著で、基本的に既存投資家の方から売りたいと言ってくることはありません。日本にはまだセカンダリー投資のエージェント業務はほとんどないので、自分たちで潜在的な売り手を探してコンタクトをとるということを行っています。業界内でのイベントなどに出かけると潜在的な売り手となるLP(Limited Partner=ファンドへの出資を行う有限責任組合員を指す)の方々とお会いできるので、職位の上下に関わらずそうした交流の場に顔を出すというのは、仕事として非常に大事になります。
この企業で現在募集中のポジション情報
- フロントジュニア(アソシエイト、バイス・プレジデント)
- ミドルオフィス(プリンシパル)
- フロントジュニア(第二新卒クラス・アソシエイト)
- ミドルオフィス(アソシエイト、バイス・プレジデント)
- フロントジュニア(PEセカンダリー/共同投資業務) (アソシエイト、バイス・プレジデント)
- フロントシニア(プリンシパル・ディレクター)
- コンプライアンス部門(アソシエイト、バイス・プレジデント)
- コンプライアンス部門(プリンシパル、ディレクター)
- 投資企画管理部門
企業プロフィール

エー・アイ・キャピタル株式会社
プライベート・エクイティをはじめとした低流動性オルタナティブ投資に特化した、国内有数の投資運用・助言会社。2002年に三菱商事と大同生命保険の出資により設立。当初は国内外のPEファンドに投資するファンド・オブ・ファンズの運用が中心だったが、近年はLPセカンダリー投資や、ファンド運用者(GP)との共同投資など、事業内容の幅を拡大している。2020年に三井住友銀行の連結子会社化。
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