政府が資産運用立国を掲げていることもあり、資産運用業界の求人ニーズは高まっています。大手運用会社からも若手を対象とした未経験者採用の求人が出てきており、アセットマネジメント業界を志す方には良い環境と言えます。
未経験者採用を行うポジションは意外かもしれませんが運用部門で多く見られます。注1
そこで運用部門の面接において、よく確認される3つのポイントを説明します。
経歴や志望理由と共に見極められるのが以下の3点です。
・好奇心
・調査分析能力
・判断力
好奇心は、運用に限らずどのような業務を行う上でも大切ですが、特に運用関連の場合、様々な物事に好奇心を持って探求する姿勢を持っていることが求められます。日常生活や、メディアから流れる様々な情報に興味を持って、経済や市場にどう結び付くかを常に考える癖をつけておく必要があります。
好奇心と共に向学心を重視する傾向もあり、「最近どのような学習をしているか」「どのような書籍を読んだか」なども頻出の質問です。
運用部門の入り口となるリサーチアナリストのポジションでは、調査分析能力は必須のスキルとなります。応募先企業の概要やどのような運用商品があるのか、他社との違いは何かなど、事前にホームページや様々な情報をもとに整理しておく必要があります。
なお、一部の運用会社では推奨銘柄や推奨戦略の提示を求めることがあります。自分が携わっていきたいアセットに関しては、自分なりの意見が述べられるよう準備しておくと良いでしょう。
判断力に関しては、優柔不断ではないか、自分の意見に固執する傾向はないか、先入観を持つ事はないか、仕事を抱える傾向はないか、などに関して婉曲的な質問が行われます。例えば、他人から見た性格、過去の失敗談、残業は多いか、などで確認する場合が多いようです。
冷静な判断力が一朝一夕で身につくわけではありませんが、面接の場では質問に対して冷静に適切な判断をして回答するように心がけてください。
これらの運用に対する素地があると認められれば、面接で合格を勝ち取る確度は高まります。
未経験からアセットマネジメント会社で運用を志望する方は、是非弊社コンサルタントにご相談ください。
注1:証券アナリスト試験合格者を対象とする場合が多い

- 【経歴】
中央大学理工学部卒。新卒でシティバンク、エヌ・エイに入社し、外国為替カスタマーディーラーとしてトップティアの事業法人や金融法人を担当。後に同行プライベートバンキング部門に異動し、投資カウンセラーとして個人富裕層顧客にも対応。その後カナダ・ロイヤル銀行にて再び大手法人顧客への外国為替のセールスに従事。四半世紀に亘り、金融業界で多様な顧客と国際金融市場との架け橋役を担ってきたが、テーマを社会で最も重要な「人」に変え、向上心を持つプロフェッショナルと人材を求める企業との架け橋となるべくアンテロープに参画。
【担当領域/実績】
資産運用会社(アセットマネジメント)、プライベートバンク、銀行・証券のグローバルマーケッツ部門等、資産運用部門や市場部門を中心に担当。金融業界での長年のキャリアをベースとした情報とネットワークで、幅広い年齢層の転職をサポートしている。