選考プロセスの特徴
コンサルティングファームでは、情報や時間が制限された状況の中、専門分野ではない業種やビジネス領域の複雑な問題に対して、合理的で実践的な回答を導くことが求められます。そのため一般企業と比較すると、持っている知識や技術よりはどんな問題にも対応可能な、いわゆる「地頭の良さ」があるか否かが重要視されます。だからこそ、選考プロセスにおいても知識より“知恵”や“論理性”が試される機会が多く、筆記試験やケースインタビューを重ねて、より慎重に評価されます。長時間にわたる筆記試験や何度も行われる面接は、入社を希望する候補者にとって極めて高いハードルであると言えます。こうした厳しい選考を突破するためには、そのプロセスを理解した専門家からのアドバイスや、経験に裏打ちされた情報が非常に有益です。
戦略系コンサルファームの選考プロセス
こちらでは参考情報として、社名を伏せた状態で簡略的な情報を掲載しておりますが、キャリアミーティングを実施させていただく場合には、個別企業の詳細な選考プロセス情報をご案内致します。
戦略系コンサルティングファーム A社
筆記試験 |
英語+論理テスト |
面接 |
4回程度のケースインタビュー |
戦略系コンサルティングファーム B社
筆記試験 |
なし |
面接 |
3~5回程度のケースインタビュー |
戦略系コンサルティングファーム C社
筆記試験 |
- 日本語と英語の混在した論理テスト
- 数的処理問題
|
面接 |
1対1のケースインタビューを4~5回。紙で出題された問題に対し、20分程度の時間内に回答を記述する。それを見ながら面接官が質疑応答を行う |
戦略系コンサルティングファーム D社
筆記試験 |
課題となる文章を読んでの論理テスト |
面接 |
1対1のケースインタビューを4~5回 |
戦略系コンサルティングファーム E社
筆記試験 |
日本語と英語が混在した論理テスト |
面接 |
4回程度だが、ケースインタビューの割合は低め |
戦略系コンサルティングファーム F社
筆記試験 |
論理性を試す英語での筆記試験 |
面接 |
1対1のケースインタビューを3~5回 |
戦略系コンサルティングファーム G社
筆記試験 |
なし |
面接 |
4回程度のケースインタビュー |
戦略系コンサルティングファーム H社
筆記試験 |
論理テスト+マークシート形式の性格テスト |
面接 |
4回程度だが、ケースインタビューの割合は低め |
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監修:アンテロープキャリアコンサルティング この記事は、アンテロープキャリアコンサルティング株式会社が監修しています。 コンサル業界・金融業界への転職に役立つ情報を発信しています。 |
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